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『にじさんじのくじじゅうじ』がすごく良かった

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『にじさんじのくじじゅうじ』観ました。

『にじさんじのくじじゅうじ』とは、テレビ×バーチャルYouTuberによる“バーチャル生番組”。いわゆるテレビのバラエティ番組を全員バーチャルYouTuberで行う、という感じなんですけど、まず実施できたことに驚きと感謝と諸々の感情が渦巻いて謎の緊張感がありますなう。10/17(水)21時から放送開始され、15万人ぐらいが同時視聴してる様子は確認しました。最大どのぐらい行ったんでしょうね?

番組の中身はトークあり、ロケあり、ゲームあり、といった普通にテレビでやってそうなバラエティ番組だったのですけど、バーチャルYouTuberが行うだけでこんなに見え方が変わるのか、と感心しました。

よく考えると、今年頭に動き始めたにじさんじが年内にAbemaTVでの生放送レギュラー獲得って、タレントとして異常な速度で出世してますよね。レギュラーってことなので、今後は水曜日21時からの1時間はバーチャルYouTuberファン、少なくともにじさんじファンはAbemaTVに集まりがちになることが大いに予想されるので、水曜21時からは他のバーチャルYouTuberの番組がやりづらくなります。そういう意味では、ある意味環境を定義する番組になると言っても良いでしょう。バーチャルYouTuberのメタゲームが回り始めましたね。

abema.tv

番組の中身の話をすると、ロケコーナーがなかなか重要な気がしました。ゲームはなんだかんだで難易度は高いけど実施は可能ですが、ロケに関しては簡単にできるものじゃありません。そんなロケを今回担当したのは物述有栖。谷中銀座のロケを行ったのですが、バーチャル/リアルネタのギリッギリなところをいじっててハラハラしましたが面白かったです。普通の芸能人だったらなんてことのない谷中銀座のロケコーナーで終わってたかもしれませんが、バーチャルYouTuberがロケをするというだけでこれまでと違った見え方がする気がしますし、もっと別の方法もあるのではという想像も膨らみます。まあ、今回見たタブレット越しに会話する姿というのはなかなか自分の持ちうる語彙力では感情を表現しづらいものがありました。商店街のおばちゃんたちなんてバーチャルYouTuberなんて知らんだろうに、なんだかんだ会話してる様子は未来感があってとてもよかったです。

今回はたまたまTwitterで気づいて観ることができたのですが、次回以降はちゃんと観るかどうかちょっとわかりません。というか仕事とかぶってたら観られませんし、観ると断言できないのが正直なところ。勉強のためにも出来る限り観ていきたいんですけどね。

とにかく、今回観てわかったのが、商業ベースで作ることのできるテレビクオリティに近い最高クラスのバーチャルキャラクターバラエティ番組が『にじさんじのくじじゅうじ』というのは間違いないでしょう。トークバラエティじゃない番組では、先日の『Vカツkawaiiコンテスト』しかり、以前行われた『TRPG』しかり、背景がしっかり構成された番組は視聴者の満足度も高まるように思います。(いや、キズナアイちゃんの動画の背景はなーんにもない白い空間だけどすごくいいと思いますよ! 本人もネタにしてるし!)

ということで、今後肝になってくるのはおそらく背景。先日、『バーチャルキャスト』の背景モデル対応が発表されましたが、今後も番組作りにおいては見た目のリッチ化が進むことと思われます。ただ、番組内に配置されているモデルが全部立体であろうと、番組としての見え方が立体的であるかはまた別の問題です。モニターやディスプレイ、更にはスマホ越しに番組を観た時にどう見えるのかが背景作りの要点になってくるはずなので、ここからはもしかするとキャラクター造形でない3Dモデラーさんの出番かも知れません。

個人勢や新規参入勢としては、企業制作の番組をたくさん観て吸収していくのはもちろんのことですが、既存の番組から要素を削っていった時に何を残せば最低限番組が成立するのかを見極めることが重要だと思います。そこで残った要素がバーチャルキャラクター番組に必要な要素、と言えると思うのですが、どういうものを見せたいか/どういうものを見たいか、がまだ定まっていない現状ではまだまだボトムアップで工夫していく余地もありそうです。

こういう形のガチめな番組も追求しつつ、僕個人としてはもっとゆるい番組もあっていいのかなと思ったり思わなかったりしてます。それぞれ狙いが違うと思うので一概にどうこういえる話じゃないですが、とにかく『にじさんじのくじじゅうじ』はすごく良かったです。観られる機会に恵まれた方は是非一度ご覧あれ。

『にじさんじのくじじゅうじ』番組詳細

世界初、テレビ×バーチャルYouTuberによる“バーチャル生番組”スタート。この歴史的な番組の開始にあたり白羽の矢がたったのは、いま若者から最も熱い支持を受けるバーチャルライバーグループ・"にじさんじ"。番組発ユニット『Abema7』(月ノ美兎、樋口楓、静凛、物述有栖、剣持刀也、える、家長むぎ)が、毎週全員3Dモデルで登場。3Dプラットフォームサービス「バーチャルキャスト」をフル活用し、バーチャルカメラマンたちが様々な角度からバーチャルライバーたちの様子を切り抜く。番組自体がまさに”挑戦”!ゲーム対決はもちろん、外ロケやバーチャルチャレンジ企画で、バーチャルライバーたちの魅力を深堀りします。あなたのバーチャルYouTuberライフは、今からでも遅くない。
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